専門病院の選択肢

病院

様々なタイプがある

最近では、従来の大うつ病の定義に当てはまらない症状を訴えるケースが、若い世代に目立つようになっていて、これは非定型とした種類に分類されています。この場合には、自責感が強くなく、問題が起こると他人のせいにしたり、逃避したりするのが特徴的な症状です。薬物療法も必要なのですが、社会への適応が難しくなることもあることからも、カウンセリング的な対応が重要になっていて、カウンセラーや精神科医とともに治療を進めます。一般的な大うつは、朝方に抑うつが強く、午後になると少しずつ元気になる気分の状態が特徴的です。一方の非定型は、夕方から夜にかけて不安やイライラが出てきて、気分が悪くなる傾向があり、気分屋です。また大うつは、食欲がなくなり、体重が落ちる食欲不振がみられるものの、非定型は気分を紛らわすためにむちゃ食いをして、体重が増える傾向です。非定型の他にも、逃避型、未熟型や職場結合性など、新型と総称される様々な種類のうつ病があります。しかし、治療法はどれも変わらず、休養と服薬、精神療法を基本としています。うつ病の種類は様々ですから、本人が来なければどうしようもない、という病院もあります。ですから、親身になって相談に乗ってくれる病院を探すことが、家族にもできることの1つです。情報が全くないならば、市区町村の相談窓口へ家族が行く方法もあって、保健師が対応し、医療機関へ繋げてくれます。どの種類のうつ病でも、治療を中断してしまうと長引くので、信頼できる医師を納得いくまで探すことも大切です。基準として、医学的知識のない素人にも必ず分かるのは、医師の人柄や診察が丁寧かどうかです。今や、インターネットで病院の情報が簡単に調べられる時代です。名医として紹介されている医師であっても、必ずしも自分たちに合うとは限りません。もちろん、口コミも鵜呑みにせず、実際に会ってみて、直感を信じることをおすすめします。しかしながらインターネットも、治療方針や治療方法を調べるには有効です。標準的な薬物療法の他、電気痙攣療法を行う病院も調べることができます。精神科の専門病院の中には、とくにうつ病の治療に熱心なところがありますので、所属している医師の著書や論文に着目して検索するのも1つの方法でしょう。